新型コロナウイルスが蔓延し、大きく世界が変わった2020年。
失業やリストラで職を失った人も少なくないでしょう。
そして、今後の日本においては終身雇用の崩壊や少子高齢化、年金受給の問題などお金に対する悩みはつきません。
そこで、資産形成をしっかりしなければと、投資を始めてみようという方も増えてきました。
ただ、これから投資を始めたいという方は、最初に本を読んでしっかり勉強してからやってみたいという気持ちがありますよね。
そこで、ファイナンシャルプランナーとして働いている私が「投資初心者にオススメの5つの本」を紹介します。
すでに投資をしている人は、どれも一度は聞いたことや読んだことのある本だと思います。初心者にも分かりやすい内容になっているものをピックアップしていますので、ぜひ気になるものを1冊からでも読んでみてください。
オススメする本として選んだポイント
今回、投資を始めようとしている初心者の方にオススメするポイントとして、3つのポイントで選びました。
①わかりやすさ
②読みやすさ
③投資に必要な情報量
この3点を総合的に考えて、筆者がランキング形式で紹介していきます。
どの本も良書ですので、読む前と読んだ後では知識レベルは数段階上がります。
まずは、本を手に取るところから投資の世界に踏み込んでみてください。
投資初心者にオススメの本ランキング
第5位 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
自由な人生を誰もが願う。国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。手に入れると大きな利益を得る。
オススメポイント
お金持ちになる法則について触れられており、それを著者は『資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り)』と公式で表しています。
税金や資産運用についてわかりやすいストーリーで書かれており、お金の入門書としては最適かと思います。
いかに知らないうちに税金を取られているかを知らされる一冊でした。
第4位 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
お金を増やしたい!でも、難しいことはわからないし、投資をするのってなんだか怖い。そんな「お金のド素人」が、東大卒、外資系証券や保険など金融12社を渡り歩いた「お金のプロ」山崎元氏に、なるべく安全なお金の増やし方を聞いてきました。金融の知識は一切不要!
オススメポイント
証券会社出身の山崎元氏と作者の会話形式で、資産運用について分かりやすく解説しています。
実践的な内容にに近い解説で、具体的なファンド名や銘柄などについても触れています。
また投資だけでなく税金対策についても触れており、「お金を増やす」ことについて、広範囲に理解できるのではないでしょうか?
iDeCo(個人型確定拠出年金)も詳しく解説しており、中立の立場でフェアに解説している点がオススメポイントです。
第3位 本当の自由を手に入れるお金の大学
日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる〈お金の勉強〉超実践型バイブル! 経済的な不安がなくなり、貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う、一生お金に困らない「5つの力」が身につく
オススメポイント
Tne 初心者にオススメの一冊!「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という、お金にまつわる5つの力を鍛えて、お金について学ぶことができる内容です。
文章ではなくイラストで描かれているので、漫画を読むような感覚でお金について一から学ぶことができます。
この本だけでもお金についてかなり詳しくなれます。まずはこの本を手に取ってみることから始めてみては。
第2位 バビロンの大富豪
世界的ベストセラー、100年読み継がれるお金の名著「
漫画だから、
オススメポイント
世界的ベストセラー、100年読み継がれるお金の名著「バビロンいちの大金持ち(The Richest Man In Babyron)」が、有名少年誌受賞者の圧倒的画力で漫画化!
漫画だから、お金に悩まず自由な人生を送るための真理があっという間に読めます!しかも最後は泣けます。
この本に書かれているのは、「お金儲けのテクニック」ではなく、金融の起源と言われている古代バビロニアから伝わる「人類不変の知恵」です。
お金に悩まされる現代人に、資産をを増やし、お金に縛られず、充実した人生を送る方法を教えてくれます。
第1位 金持ち父さん・貧乏父さん- アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
本書は...金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。
お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
オススメポイント
やはり第一位はこの本しかないです。
お金のために働いている人におすすめです。
ロバートさんは欲しいものがあったとき、貧乏父さんは「それを買うお金はない」と言った。金持ち父さんは「どうやったらそれを買えるようになるか?」と自問させた。
ロバートさんは、空き部屋で有料の漫画図書館を開いた。管理人は友人の妹に任せた。すると勝手にお金が増えた。働かなくてもお金が増える。
そのしくみがビジネスで、それは資産だ。持ち家は資産ではない。ローンを組んで、返済のために一生懸命働く
いまだに何回も何回も読み返しているバイブルです。